6Feb
2018年に鹿児島市と友好都市である中国の長沙市を訪問させていただきました。
その時の様子を収めた写真でございます。
意見交換会では、いま日本の各県のPRが結構盛んであるが、どこも食・温泉・歴史等のPRなので鹿児島は桜島を有効活用した方がよいとの意見をいただきました。その通りだと思い、もっと活性化を図るべきだと感じました。
長沙市では、先ず橘子洲を散策しましたが、そこは市内最大の河川である湘江の中州で、毛沢東が成年時代を過ごしたことから、巨大な石像があり、また、「橘」という文字が示している通り柑橘類が植えてある公園で、桜島小ミカンに似たものを含め、多種の柑橘類が植えられており観光客や地元の人たちの憩いの場所になっていました。遊歩道には健康ロードと書かれた道もあり、歩くことによる健康への関心の高さを感じました。
何より町の活性化にはやはり人口が多くなければダメだと痛感しました。上海はもとより長沙市においても、若者が地元にある良い企業に就職するためにしっかり勉強をし、英語を身に付ける努力をしているといいます。それにより若者間でライバル意識が高まり、よりよい人材の発掘にもなっているとのことでした。鹿児島市も世界に目を向けた企業の育成にこれからもっと力を入れていかなければならないという思いが強くなりました。
今回、友好団の一員として長沙市を中心に訪問できたことは本当に良かったと思います。市議として、他国の生活習慣や社会状況等知ることはとても大切なことであり、それを知った上で鹿児島市の発展や政策を考えることは重要なことだと感じました。これからは海外、特にアジア圏の国々を視野に入れ、視察研修等しっかり勉強をして、これからの若者たちが生き生きと鹿児島で働くことができるよう、できる限りの支援をしていきたいです。そして両市の友好が益々発展しますことを祈念しております。